ニュース 社会 作成日:2011年9月19日_記事番号:T00032590
今年2011年は中華民国100年に当たり、国慶節(建国記念日)の10月10日は、国家の節目に当たるおめでたい日であるばかりか日付が「百年好合(末長くむつまじく暮らす)」、「十全十美(円満で欠けたところがない)」という縁起の良い言葉を連想させるため、結婚式が集中する。台北市と新北市が主催する合同結婚式では、この日、過去最多となる555組のカップルが永遠の愛を誓う予定だ。
台北市では合同結婚式の申込みに夜を徹して並ぶカップルも。当初の予定は150組だったが、5日間の申込期間中に430組もの応募があったことから、市は急きょ全カップルを受け入れることにした。台北アリーナ(台北小巨蛋)が式場となる見通しだ。一方、新北市は100組の合同挙式を予定していたが、2倍以上の問い合わせがあったことから、125組に増やすことに。
新郎の湯さん(32)と5年間の交際を経て10月10日に新北市で合同結婚式を挙げることになった新婦の楊さん(29)は、「中学生のころから、『100年の花嫁』になるのが夢だったの!」とうれしそう。来年は中華圏でその年に生まれると縁起が良いとされる辰(たつ)年であることから、「ぜひ来年産みたい」とのことだ。
ただ占い師によると、10月10日は結婚には良くも悪くもない普通の日だとか。縁起の良い日を選ぶなら、むしろ10月1日か15日の方が適しているらしい。
ちなみに高雄市は10月9日に100組、台中市も10月22日に264組による合同結婚式を行う予定で、今年の10月は1年で結婚式が最も多い月になることは間違いない。ホテルや結婚式場では週末の予約は既にいっぱいの状態だ。民国100年の結婚は人気が高いが、「百年好合」の言葉通り、一生添い遂げることができるかどうか——。
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