ニュース 社会 作成日:2011年9月19日_記事番号:T00032592
韓国の李明博大統領が8月初め、台湾の呉経国・国際オリンピック委員会(IOC)委員と会見した際、テコンドー女子台湾代表の楊淑君選手にと腕時計を託したものの、同選手が受け取りを辞退していたことが分かった。楊選手については昨年、中国・広州アジア大会で不透明な理由により失格となった際、審判が韓国系フィリピン人だったことや世界テコンドー連盟(WTF)の韓国人事務総長が不合理な説明を行ったことにより、台湾で反韓感情が高まるという騒ぎがあった。19日付中国時報が伝えた。
李大統領は呉委員と会見した際、楊選手を「優秀な選手」と称え、韓国に招待したい考えを示したという。呉委員は時計を届けたが、楊選手は「結果も出していないのに褒美は受け取れない」として返送したという。
楊選手は7月にロンドン五輪への出場権を獲得したことを受け、広州アジア大会での失格をめぐるスポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を取り下げたばかり。このため、楊選手が韓国から圧力を受けたとの疑惑を避けるため、辞退したのではないかとの見方もある。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722