鴻海科技集団（フォックスコン）の姚遠・通路事業群市場伝播総監は、中国での小型３Ｃ（コンピュータ、通信、家電）製品販売ショップ「万馬奔騰電器超市」の展開を加速するため、従業員以外による出店も認め、加盟店方式で小規模な地方都市にオープンしていく考えを示した。17日付経済日報が報じた。
万馬奔騰は、鴻海の中国小売事業５種の一つ。これまで加盟を申請できるのは入社５年以上の従業員に限られ、９万人民元（約110万円）の自己負担と鴻海の１店当たり30万人民元の補助を合わせ、起業を支援するというものだった。
鴻海は今年年初に500店の目標を掲げていた。実際の店舗数は明らかにされていないものの、出店ペースは軌道に乗っていないとされ、てこ入れのため外部への加盟開放を決めたようだ。
