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台塑石化OL1再稼働、川下・台化にも恩恵


ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月19日_記事番号:T00032601

台塑石化OL1再稼働、川下・台化にも恩恵

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)での爆発・火災事故を受け、稼働停止・検査を命じられた台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第1オレフィン工場(OL1)は17日に再稼働を果たし、18日も順調に生産量を伸ばした。OL1の年産能力はエチレン70万トン、プロピレン35万トン、ブタジエン10万5,000トン。19日付経済日報などが報じた。

 これを受け、川下に当たる台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の芳香族炭化水素工場(年産能力80万トン)や、原料不足で5月12日から停止していたスチレンモノマー(SM)第1、2工場も生産を再開した。証券会社は、台化の10月売上高はこれら工場の稼働停止前の水準まで回復すると予測している。