ニュース 電子 作成日:2011年9月19日_記事番号:T00032611
中小型液晶パネル大手、中華映管(CPT)を傘下に有する大同集団(TATUNG)の林蔚山董事長は17日、今後新たに生産するパネル製品は、まず電子ブックリーダー向けを主力に据えると語った。18日付工商時報が報じた。
林董事長はまた、これまで3年半低迷している液晶パネル景気は今年第4四半期か来年第1四半期に好転する可能性があると語った。日本など先進諸国におけるアナログテレビ放送からデジタル放送への移行が、世界的な業界の景気回復に貢献するとの見方だ。ただ高画質デジタルテレビ向け大型パネルは現在価格が思わしくないため、同社はまず利益確保を優先する方針だ。
中華映管はこれまで7インチ、10インチなど、携帯電話やデジタルカメラ向け液晶パネルを主力とし、ノートパソコンやモニター向けは比較的小規模な生産となっている。中小型パネル月産量は4,000万枚以上で、台湾最多だ。
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