ニュース 電子 作成日:2011年9月19日_記事番号:T00032613
経済部はこのほど、エルピーダメモリが台湾に40ナノメートル以下の製造プロセスの研究開発(R&D)を行う拠点を開設することを認可した。投資規模は1億米ドルに達する見通しだ。19日付経済日報が伝えた。
同拠点は主に40ナノメートル以下の4F2メモリセル技術を研究し、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)などに次世代製品の生産を委託していく。今回の計画は、韓国メーカーの攻勢に対抗する意味合いもある。
経済部関係者は「台湾のDRAMメーカーは重要技術の不足に苦しんでおり、海外メーカーに高い技術移転費を支払うこともしばしばだった。エルピーダが台湾に進出すれば、台湾メーカーとの共生関係を強化でき、台湾メーカーが自前で重要技術を持てるようになる」と指摘した。
このほか、南亜科技と米マイクロン・テクノロジーの陣営も台湾に研究開発拠点を設ける方針を経済部に伝えているが、今のところ具体的な進展はない。
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