ニュース 政治 作成日:2011年9月20日_記事番号:T00032623
親民党の宋楚瑜主席は20日、来年1月の総統選挙に出馬する場合の、宋主席とペアを組む副総統候補に台湾大学公共衛生学院の林瑞雄・名誉教授を選んだと発表した。
72歳の林氏(左)は、遺伝子学と疫学の博士号を取得している。林氏を選んだ理由について宋楚瑜氏は「与野党の悪性対立という政治的な病を治してもらうため」などと述べた(20日=中央社)
宋氏の副総統候補には、2000年の総統選でもペアを組んだ親民党の張昭雄副主席や、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者、故王永慶氏の長男、王文洋・宏仁集団総裁、施明徳・元民進党主席らの名前が挙がっていたが、同党関係者は「本省籍の自然科学者で、50歳以上の男性」と早くから示唆していた。
ただ宋氏は、自身の総統選出馬を支持する100万人分の署名が集まれば、との条件付きでの立候補を表明しており、また出馬を正式決定していない。今後40日間で署名目標の達成を目指す。
宋氏の総統選出馬は泛藍(汎国民党陣営)の分裂を意味する。国民党は19日、親民党と協力の可能性を探るため、馬英九主席が宋氏と意見交換する用意があるとの声明を出した。「馬宋会談」は宋氏が望めば実現可能と国民党は説明している。
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