ニュース 運輸 作成日:2011年9月20日_記事番号:T00032628
長栄航空(エバー航空)の張国煒総経理は19日、「今年のクリスマスシーズン需要は楽観的な見通しをもたらさない」と述べ、第4四半期の航空貨物市場に慎重な見方を示した。これについて市場では、航空貨物業界と電子業界の景気は関連性が強く、張総経理の認識は第4四半期の電子業界景気を悲観していることを示すとみられている。20日付経済日報が報じた。
またアナリストによると、今年の航空貨物市場は、▽電子業界の受注が弱まっている▽電子製品の小型化──という問題を抱えており、輸送スペースの供給過剰を引き起こして運賃の低下につながっている。
一方、旅客便について張総経理は、「最近、世界的な景気鈍化が聞かれるが、現在のところ旅客数は安定している」と話し、今後も楽観しつつ慎重に見守る構えを示した。
なおエバー航空の1〜8月の累計売上高は前年同期比1.22%減の689億5,800万台湾元(約1,775億円)だった。
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