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ドイツ工作機械展初日、台湾メーカーが20億元受注


ニュース 機械 作成日:2011年9月20日_記事番号:T00032634

ドイツ工作機械展初日、台湾メーカーが20億元受注

 ドイツ・ハノーバーで開催されている、欧州国際工作機械見本市(EMO 2011、9月19〜24日)に出展中の台湾メーカーが、初日だけで20億台湾元(約51億円)分を受注した。今年は台湾から過去最高の156社が出展しており、欧州市場開拓の意欲がうかがえる。台湾区機器工業同業公会(TAMI)の徐秀滄理事長は、今年の欧州への工作機械輸出額は前年比約2倍の6億米ドル、来年は同約3割増の8億米ドルを目指すと語った。20日付経済日報が伝えた。

 出展している主な企業は▽友嘉実業(フェアフレンド)▽程泰機械(グッドウェイ・マシン)▽東台精機(東台マシン&ツール)▽亜イ機電(イは山の下に威、AWEA)——。

 徐TAMI理事長によると、台湾メーカーは近年、積極的に製品の質を高めた上に、現在の平均販売価格は欧州製より約20%安いことから競争力があるという。欧州の工作機械市場は好況で、台湾メーカーによる上半期の輸出先で欧州の割合は12.5%に回復した。

 業界関係者はドイツや英国、トルコ、ポーランド、チェコなどで商機が期待できるとみている。