ニュース 電子 作成日:2011年9月20日_記事番号:T00032642
タブレット型パソコンや、超薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」向けに金属フレームの需要が高まっており、ノートPC受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、巨騰国際控股(JT)との合弁筐体メーカー、巨宝精密加工で来年第1四半期に生産能力を4倍に拡大する見通しだ。
巨宝は現在、金属フレーム加工の後工程で使用するコンピュータ数値制御装置(CNC)を500台保有しているが、これを2,000台に増やす計画とみられる。コンパルは来年、デルより通年1,200万〜1,300万台の受注を得るほか、ウルトラブックやタブレットPCの受注も見込まれる。なお、JTはCNCの調達規模について、ウルトラブックの今後の発展と市場の需要に見て決めるとしている。
金属筐体業界では、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)もCNCの台数を今年末までに1,000台増やして1万2,000台とする計画だ。
このほか、電子機器受託メーカーの和碩聯合科技(ペガトロン)も8月、アップルの「iPad」「iPhone5」の受注獲得に向けて、中国の応華精密表面処理(蘇州)を完全子会社化した。来年には生産能力の倍増が見込まれている。
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