ニュース 電子 作成日:2011年9月20日_記事番号:T00032643
20日付経済日報が外電の報道を基に伝えたところによると、パソコン事業の分離を検討しているヒューレット・パッカード(HP)のレイ・レーン会長はこのほど、米IT(情報技術)系メディアに対し、「顧客と投資家により良い選択肢が提供できない場合はPC業務を内部にとどめる」と語った。ただ、「PC事業はキャッシュフローが大きいものの利益が少ない」としており、最終決定には至っていない。
HPのPC事業再編をめぐってはスピンオフ(分離・独立)が有力となっているようだが、レーン会長は再編後も新会社名には「HP」が含まれることを望むとしている。
8月にHPがPC事業再編の検討を表明した際、同社を大口顧客とする鴻海科技集団(フォックスコン)や英業達(インベンテック)などは受託メーカーに、受注減が避けられないとの懸念が高まった。だが、事業継続の可能性が出たことでひとまず安堵(あんど)感が広がっている。
一方、華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)のブランド各社は、HPからシェアを奪うチャンスと見ていたが、ぬか喜びとなる可能性もある。
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