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1週間でスピード離婚、千元めぐりエアガンで撃ち合いも


ニュース 社会 作成日:2011年9月21日_記事番号:T00032646

1週間でスピード離婚、千元めぐりエアガンで撃ち合いも

 高雄市に住む楊さん(28)と美容師の李さん(30)は昨年、偶然病院で出会ってお互いに一目ぼれし、今年初めに結婚した。李さんの父親も、年下だが気配りのできる楊さんを気に入り「娘をまかせる」と結婚の申し出を快諾した。

 ところが、楊さんは結婚後も仕事が見つからず、妻が夫を養う状態に。しかし夫はゲームばかりして遊び、妻にお金をせびるようになったため口論が絶えず、2人は新婚1週間でスピード離婚してしまった。

 離婚はしたものの、2人は同じ屋根の下で同居を続けた。なんでも楊さんによると、結婚する時に李さんの父親に「娘さんの面倒はちゃんと見ます」と約束をしたからだという。かといって楊さんは李さんを養うわけでもなく、相変わらず2人はけんかばかりだった。

 そして18日早朝、楊さんが1,000元の小遣いをせびり、李さんが「あんたは女のヒモね」とあざ笑ったことがきっかけで、激しい言い争いになった。

 そのうち、李さんがおもちゃのエアガンを持ち出し、楊さんの胸に向けて2発発射した。銃弾を受けて傷を負ったことで怒りを燃え上がらせた楊さんは、エアガンを奪い取ってグリップで李さんの後頭部を殴打。さらに李さんの左手を撃った。

 負傷した李さんは痛みをこらえていたが、がまんできなくなり19日夜、病院へ。銃弾が骨に達していたことが分かり、手術で取り出した。これを不審に思った病院側が警察に通報したことから、事件が発覚したというわけだ。

 警察の取り調べに対しては2人とも、相手が自分で勝手にけがしたと言い張っているらしい。それにしても、エアガンで撃ち合うほど仲が悪いのなら、早急に別居した方がいいのではないか。