ニュース 政治 作成日:2011年9月21日_記事番号:T00032650
内部告発サイト「ウィキリークス」によると、王金平立法院長が2008年10月2日に米国政府の台湾での窓口機関、米国在台協会(AIT)ステファン・ヤングAIT台北事務所長と会った際、馬英九総統は朱立倫新北市長を2016年の総統選候補として育成する意向だと語っていたことが分かった。21日付自由時報が伝えた。
問題の公電は、AITが会談当日に作成したもので、王立法院長は「朱立倫氏は台湾生まれで、若くて実力があるが、父親が外省人なので、外省人だと見なされやすい」と弱点も指摘したという。
朱市長は桃園県生まれで、本籍は中国浙江省という外省人第2世代。これまでに桃園県長、行政院副院長などを歴任し、国民党の若手ホープと目されている。
一方、馬総統を取り巻く当時の状況について、王立法院長は「国民党員の多くが馬総統の党主席兼任に反対している」と述べたとされる。公電には「馬総統はややわがままで、党職員の面倒を見ない」という党関係者の話も盛り込まれていた。
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