ニュース 医薬 作成日:2011年9月21日_記事番号:T00032658
中央研究院の翁啓恵院長と同院生物化学研究所の蔡明道所長を中心とする研究チームはこのほど、A型インフルエンザの新療法を開発し、米国科学アカデミーの紀要に研究成果を発表した。21日付自由時報が伝えた。
今回の研究では、インフルエンザウイルスの細胞核タンパク質に存在する特定のアミノ酸を破壊すれば、ウイルス細胞の増殖を防げることが分かり、研究チームは抗ウイルス性を持つ4種類の化合物を特定した。既に大手製薬会社への技術移転に向けた交渉が進んでいるという。
蔡所長は「これまでの抗ウイルス薬は、ウイルス表面のタンパク質の複製を抑えることに重点が置かれており、しばらく使用すると、ウイルスが耐性を持ち、効果が低下する欠点があった。新方式は細胞核タンパク質の生物活性を破壊するもので、耐性を抑えられる」と説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722