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作成日:2007年10月22日_記事番号:T00003266
民進党の羅文嘉氏、陳総統が立法委員選出馬を要請
2005年末の台北県長選挙で敗れた民進党の若手有力者、羅文嘉氏(行政院客家委員会前主任委員)と陳水扁総統(民進党主席)が19日会談し、陳総統が来年1月の立法委員選挙で台北市第6選挙区(大安区)から立候補するよう求めた。羅氏は昨年の施明徳氏ら赤シャツ部隊による陳総統打倒運動の際に陳総統を批判したため、原則独立派の支持者から「党内の11人の悪者(11寇)」の1人と非難され、今年5月の立法委員の党内予備選挙で不分区(比例代表)の安全圏に入ることに失敗した。陳総統による立候補呼び掛けは、「11寇」の名誉回復による党内団結を図る動きとして注目されている。
羅氏は陳総統の呼び掛けに対し、「本当に責任を負わなければならないのであれば、青(野党)と緑(与党)の対決を超えた、道理を語る選挙戦を戦いたい」と語った。
台北6区は正義国宅(国民住宅)や成功国宅など外省人住民の集住地が多く、これまでの立法委員選挙で民進党の候補者の得票率は35%を超えたことがない。また、国民党からは人気立法委員である現職の李慶安氏の立候補が決まっており、羅氏は立候補を決めた場合、苦しい戦いが予想される。
なお、民進党は8月に同選挙区でかつて羅氏の秘書を務めた26歳の高嘉瑜氏の擁立を決めており、高氏は20日記者会見を開催して選挙戦から下りる気はないという考えを示した。