ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月21日_記事番号:T00032660
台湾中油(CPC)の第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)が20日、約1カ月半にわたり実施してきた3年に1度の検査・修理作業を終え、稼働を再開した。同プラントは同社総生産能力の46.3%を占め、検査中はエチレンの生産量が1日約1,500トン減り、川下への供給量も42%減少。プロピレンやブタジエン供給にも影響が出ていた。21日付経済日報などが伝えた。
証券会社によると、同プラントの稼働再開に合わせて川下の台湾聚合化学品(USI)や亜洲聚合(アジア・ポリマー)、東聯化学(OUCC)などは、そろってアジア・スポット市場での調達を減らしていた。これによりエチレンなど原料相場が下がり、コスト低下により販売粗利が上がっている。
第4四半期の見通しが明るい石化製品として、証券会社は▽スチレンモノマー(SM)やカプロラクタム(CPL)▽フェノール▽高純度テレフタル酸(PTA)▽エチレングリコール(EG)──を挙げた。
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