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ボーダフォン・コネクサス提携、HTCから調達拡大


ニュース 電子 作成日:2011年9月21日_記事番号:T00032665

ボーダフォン・コネクサス提携、HTCから調達拡大

 英ボーダフォンは20日、NTTドコモや遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)などアジア太平洋地域の携帯電話事業者が加盟する「コネクサス・モバイル・アライアンス」と提携すると発表した。提携内容は共同調達、データ通信のローミング価格一本化などとなっており、今後宏達国際電子(HTC)などからの調達拡大が期待される。21日付工商時報が伝えた。

 ボーダフォンは既にHTC、サムスン電子のスマートフォンを調達しており、今回の提携で両社は恩恵を受ける見通しだ。

 HTCはコネクサスと5年間の戦略提携関係を結んでおり、コネクサスに加盟する通信キャリアは、HTCからスマートフォンを共同調達している。今後はタブレット型パソコンにも共同調達が広がる見通しで、コネクサスとボーダフォンの提携により、ボーダフォン陣営に対しても販路拡大が期待される。

 ローミング料金については、台湾と欧州間で通話料金は既に大幅な値下げが行われているため、値下げ余地は小さい。しかし、データ通信については、コネクサスがアジア域内で1日499台湾元(約1,270円)の使い放題プランを導入しており、今後は欧州地域にも対象が拡大される見通しだ。