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金沢市と台南市の観光協会、交流協定を締結


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032686

金沢市と台南市の観光協会、交流協定を締結

 金沢市観光協会と台南市旅行商業同業公会は20日、友好交流協定を締結した。今後両市は、観光だけでなく、その他ビジネスや文化・スポーツ面、子ども同士といった交流も深めていく。締結に先駆けて同日開催された「台南市政府ビジネス誘致説明会」には、100人以上が集まり盛況だった。


頼清徳・台南市長(左1)と山野之義・金沢市長(右1)が立ち会う中、王致遠・台南市旅行商業同業公会理事長(左2)と深山彬・金沢市観光協会会長(右2)が友好交流協定に署名した(金沢市提供)

 金沢市は、日本統治時代に台湾南西部の灌漑(かんがい)施設、烏山頭ダム(通称「八田ダム」)を建設し、台湾の治水に大きく貢献した土木技師・八田與一氏(1886~1942年)の出身地で、約20年前から民間交流が続いている。八田氏の今年の命日に烏山頭ダムで行われた慰霊祭で、山野之義・金沢市長が頼清徳・台南市長に提案し、今回の友好交流協定締結が実現した。

 友好交流協定の締結のため、頼台南市長率いる一行は17日に台南空港から小松空港(金沢市)への初のチャーター便で現地入りした。なお王致遠・台南市旅行商業同業公会理事長は、今後両市間のチャーター便の定期就航を望むと述べ、山野・金沢市長もこれをバックアップする考えを示している。