ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ジャイアントの自転車、通年で555万台出荷へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032690

ジャイアントの自転車、通年で555万台出荷へ

 証券会社の予測によると、自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)は、中国での需要増を受けて、今年通年の自転車販売台数が過去最高の555万台(前年比5.91%増)、連結売上高は同6.71%増の471億9,300万元(約1,200億円)に達する見通しだ。24日付工商時報が伝えた。

 今年上半期、中国での出荷台数は前年同期比25%増加した。中国での粗利益率は15%とその他国や地域より低いものの、販売台数の拡大でそれを補っている。第3四半期は例年の需要期に加え、国慶節(建国記念日)の連休に向けての需要が増えることから、証券会社は、同社の同期連結売上高は前年同期比8.65%増の130億1,900万元と予測している。

 第4四半期は新車種の販売の勢いが落ちるため出荷台数が減少、平均輸出単価も下落するため、連結売上高は113億3,400万元にとどまると予測している。

 なお同社は中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)が21日発表した2011年の「台湾国際ブランド企業20社」で7位となった。ブランド価値総額は、前年比15%増の3億3,700万米ドルだった。同業の美利達工業(メリダ)は13位、ブランド価値総額は1億8,700万米ドルだった。