ニュース 機械 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032691
工作機械メーカー、友嘉実業(フェアフレンド)を筆頭とする友嘉集団は21日、欧州市場を開拓するため、現地の工作機械メーカー1社を買収すると表明した。同社が合併・買収(M&A)する同業メーカーは今年だけで8社となる見通しだ。22日付経済日報が伝えた。
買収計画は独ハノーバーで開かれている業界見本市、欧州国際工作機械見本市(EMO)の会場で朱志洋総裁が明らかにしたものだ。買収対象のメーカーは、本社をドイツに置き、年商1億ユーロ(約104億円)規模だという。
これに先立ち友嘉集団は、今後4年以内に3億5,000万米ドルを投じ、インド、中国、台湾で工場の新設や拡張、同業のM&Aを進める方針を明らかにしていた。同社は今年既に6社の買収を終えており、同日発表された独企業の買収案件に加え、日本の旋盤メーカーの買収交渉も進んでいる。これにより、グループ企業数は年内に57社となる見通しだ。
友嘉集団の工作機械部門は、今年の売上高を320億台湾元(約810億円)と見込んでおり、2018年段階で1,000億元の達成を目標としている。
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