ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032692
ニッケルの国際相場が下げ止まり在庫が減ってきたことや、台湾元が米ドルに対して若干弱くなり輸出受注に有利となってきたことなどで、ハイシーズンの第4四半期を前にステンレス市場が好転してきた。燁聯鋼鉄(YUSCO)の9月受注量が9割を超えたのをはじめ、各社とも受注が旺盛だ。22日付工商時報が伝えた。
唐栄鉄工廠は幹部自らが川下の顧客への働き掛けを増やしたところ、冷延・熱延製品の9月受注量で目標の1万8,000トンを既に達成し、近く2万トンに届く見通しで、通常の供給量にほぼ戻った。
また、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)のパイプライン交換を始めることから、同グループと取引のあるステンレス鋼管メーカーの允強実業や彰源企業も大量受注が見込まれている。
9月受注量は允強が2万5,000トンと前年同月を上回っているほか、彰源は1万2,000トンに加え1.5カ月分の受注が入ってきた。両社とも第4四半期は好況になるとみている。
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