ニュース 家電 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032693
液晶モニター受託生産世界最大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)は上半期の出荷台数が2,893万台で前年同期比9.5%増となった。世界2位の奇美電子(チーメイ・イノルックス)はヒューレット・パッカード(HP)やデル向けなどハイエンド機種に狙いを定めたため、上半期出荷は約1,300万台にとどまり、通年ではTPVに3,000万台以上リードを許すことになりそうだ。22日付電子時報が報じた。
TPVは今年の液晶モニター世界市場規模を前年比3.6%増の1億7,900万台と予想。2015年には飽和に近づくが、毎年3%近い成長が続くと見込む。
一方、TPVの液晶テレビ出荷は、上半期607万台で前年同期比4%減となった。今年の世界市場規模は前年比約10%増の2億1,000万台前後と予測。15年には2億7,500万台まで拡大するとみている。ただ、こちらも市場の年成長率は3%ほどに縮小する見込みだ。
TPVの上半期売上高は前年同期比2.8%減の53億米ドルで、純利益は同17%減の6,642万米ドルだった。液晶モニターの売上高構成比は56%、液晶テレビは33.4%だった。
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