ニュース 電子 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032699
市場調査機関、ディスプレイサーチとウィッツビュー・テクノロジーが21日発表した9月下旬の大型パネル価格は、従来よりさらに平均1〜3%下落し現金コストに迫っている。第3四半期通期での下落幅は前期比5〜10%となる見通し。第4四半期も川下メーカーが景気見通しに慎重な姿勢のため、パネルメーカーは引き続き減産を行い、赤字幅の拡大を避けたい考えだ。22日付経済日報が伝えた。
液晶テレビ用パネルは、46インチ用で8米ドル、40/42インチ発光ダイオード(LED)光源用で7米ドルと下落幅が大きく、32インチ用、40/42インチ用は3米ドルの下落となった。第4四半期の需要見通しも不確実だ。
液晶モニター用パネルは、第3四半期は売上拡大のため積極的に出荷が行われたものの、価格の下落が続いた。既に現金コストに接近した18.5インチ、20インチ用以外はさらなる下落に見舞われる恐れがある。
ノートパソコン用パネル(タブレットPC用を含む)は需要期の販売台数が予想を下回ったため、下半期の出荷量は上半期より減少する見通しだ。欧州市場で回復の兆しがあるものの、中国市場は低迷が続いており、夏季の販促キャンペーン後の余剰在庫の問題も抱えている。
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