ニュース 電子 作成日:2011年9月22日_記事番号:T00032700
宏碁(エイサー)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、新興市場ブラジルで協力して市場開拓を進めている。ブラジルは自国ブランド保護を目的に、パソコンの完成品輸入に40%以上の高率関税をかけているため、エイサーは、現地生産によって関税を回避し、地場ブランドとの価格差を縮小する形で、南米市場への浸透を図る戦略だ。22日付工商時報が伝えた。
エイサーは昨年からコンパルのブラジル工場に現地生産を依頼し、同年から少量の出荷を開始した。これにより、関税率を5%以内に抑えることが可能となった。エイサーは今年に入り、コンパルへの発注を増やしており、コンパルのブラジル工場でデルと並ぶ2大顧客に浮上したもようだ。
エイサーは主力の欧米市場で景気が低迷しているため、中国、ブラジル、インドなどの新興市場を積極的に攻略する戦略に転じている。
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