ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032716
講談社と台湾の出版最大手、城邦出版集団(cite)は22日記者会見を開き、デジタル出版を手がける合弁会社「華雲数位」を設立すると共同発表した。初期投資額は5,000万台湾元(約1億2,500万円)で中台の中国語市場で商機獲得を目指す。23日付経済日報が報じた。
講談社が台湾での出版向けに2万件の電子ブックコンテンツを提供する。まず1年以内に100件を試験的に出版、順調に行けば2年目には300件、3年目はさらに増やす計画だ。
講談社の野間省伸社長は、台湾は中国語出版市場で戦略的に重要な地位を占めており、台湾を通じて中国を理解することで、中国市場への進出がスムーズになると語った。
一方、城邦集団の何飛鵬・首席執行長も、来年上半期には中国へ進出すると語った。また、双方は中国において、合弁会社設立やアップルの「iPhone」を通じた電子ブック市場における展開の可能性も明らかにした。
なお、記者会見に同席した黄重球経済部次長によると、広義で見た昨年の台湾デジタル出版業界の生産額は5,700億元。毎年16%以上の成長を見せており、今年は6,000億元を突破するという。
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