ニュース 食品 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032719
乳牛の飼育コスト増加による生乳(原料乳)の仕入れ価格上昇に伴い、10月から乳製品が全面的に値上がりする。業者は正式表明していないが、コンビニエンスストアや量販店はいずれも既に通知を受けたとしており、上げ幅は8〜12%が見込まれる。ヤクルトやヨーグルト飲料、コーヒー牛乳も含まれる。23日付経済日報が伝えた。
例年、乳製品の値上げは生産量が減少する夏季に行われるが、今年は、台湾が8割を輸入に頼る乳牛用牧草価格が米国の天候不良により通常の2倍に上がるなどコストが上昇したことから、異例の秋の値上げとなった。生乳の仕入れ価格は、10月から1キログラム当たり1.9台湾元(約4.7円)の引き上げが決まっている。
牛乳大手3社の味全食品工業、統一企業(ユニプレジデント)、光泉牧場(KCデイリー)は、消費者の反応を気にしてか値上げについては「最終決定していない」と説明。一方、義美食品(I-Meiフーズ)は「原則として年内は値上げしない」と明言した。
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