ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032722
中国鋼鉄(CSC)は、ビル工事や造船業界などからの安定した需要で、鋼板の受注が好調に推移しており、来年第1四半期までの受注を確保した状態だ。23日付工商時報が伝えた。
同社は来年第1四半期に向け、台湾国際造船(台船)が長栄海運(エバーグリーン・マリン)から総額300億台湾元(約750億円)のコンテナ船建造を受注したことに伴う鋼板受注を確保している。
また、台北市の都市交通システム(MRT)環状線の第2期工事の競争入札が27日に実施される予定で、鋼板や鉄鋼構造物6万トン、16億元以上の発注が見込まれる。第1期工事は中華工程(BESエンジニアリング)が落札し、鋼材7万トン、20億元相当が第4四半期中にCSCに発注される見通しだ。
CSCは年初来、第3四半期にかけ、機械業界、ビル工事、造船業の好況を背景にフル稼働(四半期当たり25万トン)の状態が続いているもようだ。
同社は「第4四半期は伝統的な需要期に当たる。機械業界が上半期より不振な点を除けば、ビル工事や造船業による需要が安定しており、第4四半期も受注に懸念はない」とし、フル稼働の状況が続くと予想した。
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