ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

富士康が山西省にハイテク園区、1千億人民元投資


ニュース 電子 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032725

富士康が山西省にハイテク園区、1千億人民元投資

 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下、富士康国際(FIH)は22日、中国・山西省晋城市と投資戦略に関する提携協定を結んだ。郭台銘・鴻海集団董事長の一族がルーツとする同市で今後、計1,000億人民元(約1兆2,000億円)を投じてハイテク産業園区を設け、同市を世界有数の精密機器製造拠点として発展させる計画だ。年産額1,500億人民元以上を目標としている。23日付経済日報が伝えた。


22日、晋城市と富士康の提携協定締結式が盛大に行われ、郭台銘董事長(後列中央辺り)も出席した(晋城市リリースより)

 晋城市は精密金型や冶具、精密切削工具・装置、精密光学部品などの生産拠点として発展を目指している。実現に向けて段階的に計画を進めていく方針で、富士康がまず210億人民元を投じることが決まっている。

 富士康は2005年に晋城市に進出、昨年の生産額は30億人民元を超えた。今月3日には金匠科技工業園が開園した。さらに、光通信用コネクターや光学レンズモジュールで世界最大の生産基地となるため、44億人民元を投じて別の工業園区を建設中だ。