ニュース 電子 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032726
宏碁(エイサー)の生産拠点がある中国重慶市から鉄道で欧州に向かう専用列車の出発式が22日、同市の西永綜合保税区内の鉄道駅で行われた。出発式には王振堂董事長、黄奇帆重慶市長らが出席した。23日付経済日報が伝えた。
専用列車は、ユーラシア大陸を横断し、ドイツのデュイスブルクまで1万1,179キロを16日間で走破する。海運を利用した場合の24日間より輸送時間が短く、今後は欧州向け製品を運ぶ「新たなシルクロード」として定着が見込まれる。一番列車には、41個のコンテナにエイサー製品が積み込まれた。
専用列車が通るルートは、中国で「渝新欧(重慶・新疆・欧州)国際鉄路」と呼ばれ、今年上半期から8回にわたり全線にわたる試運転が実施された。
台湾系メーカーでは、広達電脳(クアンタ・コンピューター)や仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)も同ルートで欧州向けの輸出を見込んでいる。欧州への鉄路が開かれたことで、パソコン業界の中国内陸部への進出にさらに拍車がかかる可能性がある。
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