ニュース 電子 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032727
行政院環境保護署(環保署)の沈世宏署長は22日、友達光電(AUO)と中華映管(CPT)の液晶パネル工場が桃園県と新竹県を流れる河川、霄裡渓に廃水を排出することを認めないと表明した。これにより、AUOは今年11月、CPTは来年10月の排出認可が期限切れを迎えるまでに、別の排出先を確保しなければなくなる。22日付聯合晩報が伝えた。
同日、新竹県内の住民約1,000人が環保署を訪れ、「有毒な廃水は飲まない」などと叫び、排出認可の延長を認めないよう求めた(22日=中央社)
霄裡渓は鳳山渓の支流で、桃園県龍潭郷から新竹県新埔郷まで全長16キロに及ぶ。周辺住民は両社の工場廃水で水質が汚染されていると訴えていた。
霄裡渓は2007年に飲用水の水源に指定されたが、地元桃園県政府が排出許可を出し続けた。このため、環保署の環境影響評価委員会大会は、両社が霄裡渓への排出継続を認めないことを改めて決議。同時に、両社が排出先を桃園県の老街渓に変更することが望ましいとの結論を下していた。新たな排出先は、今後桃園県政府の審査過程で決定される。
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