ニュース 電子 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032728
華新集団傘下の西安華新聯合科技(中国陜西省)は今週、発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハーの量産を開始した。量産に当たり華新は、1億2,700万米ドルを投資した。西安華新聯合科技は有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を20台保有し、年産規模は15万枚。23日付経済日報が報じた。
アナリストは同社のLEDエピウエハー事業について、4インチウエハーの相場で計算すると、年間で最大13億~15億台湾元(約32億〜37億円)規模の売り上げをもたらすと指摘。ただ、実際の良品率や販売状況を見極める必要があるとした。
市場関係者によると、現在LEDは供給過多で価格が下落しており、中国ではメーカーがMOCVD装置の調達見直しや稼働率の調整を進めている。また、市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のLED関連部門、LEDinsideは、LED市場の回復は来年になると予測。証券会社は、華新集団のLED事業投資の成果が見られるのは1~2年後との見方を示した。
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