ニュース 電子 作成日:2011年9月23日_記事番号:T00032729
23日付電子時報によると、間もなく発売されるとみられるアップルのスマートフォン新製品「iPhone5」について、勝華科技(ウィンテック)が供給するタッチパネルに瑕疵(かし)が見つかったため、発売されても供給不足となるとの観測が出ている。ただ、これに対しウィンテックは「すべての製品出荷は計画通り進んでおり、異常はない」とコメントしている。
関連業者によると、ウィンテックのタッチパネルに生じた瑕疵は「delay bubble」と呼ばれるもので、タッチパネル生産時には問題がなくても、輸送時やスマートフォンなどに組み立てる際に、貼り合わせに使う樹脂が原因で生じた気泡が見つかるというもの。
ただiPhone5のタッチパネルは現行機種と同一規格とされ、改善にそれほど時間はかからないとの見方だ。
iPhone5は既に鴻海科技集団(フォックスコン)が組み立て、出荷を開始しているため、発売時期が大きく延びるといったことはなさそうだ。しかし、同製品へのタッチパネルは、宸鴻集団(TPKホールディング)が60〜65%で最大を占めるものの、ウィンテックも20〜25%を供給しているため、観測が事実であれば、iPhone5の発売当初の供給量は予測の2,500万〜2,600万台を下回るとみられる。
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