ニュース 政治 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032734
米ペンシルバニア大学歴史学部の国際関係学専門家、アーサー・ウォルドロン教授はこのほど、「中国の長期的な対台湾政策は、小さな恩恵を与えることで台湾人を懐柔しようというもの」と指摘する文書を公開した。さらに、「こうした状況は『泛藍(汎国民党陣営)を助けるもの』と考えられているが、最終的な目的は香港同様の『中国人による台湾統治』だ」と分析し、台湾人に警戒を促した。その上で「泛藍に属する人物は現時点で中国に比較的利用しやすい対話相手と見られているだけであって、中国は機が熟せば『完全な親中派』支持に転じる」と論じた。24日付自由時報が報じた。
ウォルドロン教授はさらに来年の総統選について、馬総統の再選は不透明となっているとし、こうした中、馬総統を助けるため、中国が米国に対し台湾人にビザ免除を実施するよう後押ししているとのうわさがあると指摘した。
これに対し外交部は、「米国からのビザ免除獲得は一貫して外交部の努力目標であり、総統選とは無関係だ」と強調。馬総統の選挙対策事務所も「想像もしなかった」と強く否定した。
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