ニュース その他製造 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032736
経済部統計処が23日発表した8月の工業生産指数は前月比0.8%下落の133.32ポイントだった。台湾中油(CPC)の第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)の検査・修理作業、台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の稼働停止などにより、「製造業」のうち「化学工業」の指数が前年同月比8.55%下落したこと、および主力産業の「電子部品」(同4.51%上昇)が3カ月連続で1けた成長にとどまったことなどにより前月比で下落となった。なお、前年同月比では3.88%上昇だった。24日付工商時報が伝えた。
経済部統計処の黄吉実処長は、大手半導体メーカーの在庫調整が来年第2四半期まで続く恐れがあることや、欧米の信用不安が情報通信産業の需要にブレーキをかけていることから、9月の工業生産指数はさらに下落するとみている。第3四半期の伸び率は前年同期比3%程度、第4四半期はゼロ成長の可能性もあるとの予測だ。
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