ニュース 政治 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032737
内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電によると、蕭万長副総統が2009年6月に米国在台協会(AIT)のステファン・ヤング台北事務所長と会談した際、「12年に馬英九総統が再選を果たした場合、政府は両岸(中台)間で平和協定を含む政治的な議題で交渉を行う可能性がある」との考えを示していたことが明らかとなった。25日付自由時報などが報じた。
馬総統は25日、支持団体主催のイベントに出席し、同問題について質問を受けたものの回答を避けた(25日=中央社)
蕭副総統は当時、「高度な政治的議題について台湾では共通認識が形成されていないが、馬総統は4年間の経済協力という成果を基に、政治的な議題もやり遂げることが可能だ」とし、「第2期目終了までに中台経済関係が『完全正常化』することを希望する」と語ったとされる。
一方、国民党の中台関係政策ブレーンである蘇起・元国家安全会議秘書長は25日、「馬総統が再選すれば、中台間の対話は維持できるが、政治交渉については台湾内部の情勢による」とコメントしている。
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