ニュース 金融 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032739
中央銀行が23日発表した統計によると、財政危機が表面化している欧州5カ国(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)の金融商品に対する台湾の銀行の6月末時点の投資総額は3月末より約6,000万米ドル減少したものの、51億1,000万米ドルに上った。ただ、ファンドを除いた実質総額は10億米ドルに満たないことから、中銀の邱明全・金検処副処長は、「最悪の事態が発生しても、各行は十分対応できる」としている。24日付工商時報が報じた。
投資総額の内訳は、アイルランドが最も多く44億1,000万米ドル。このほかの4カ国に対してはそれぞれ3億米ドル以内となっている。
なお、台湾の銀行による投資先は総額が多い順に、▽米国、464億400万米ドル▽ルクセンブルク、375億7,700万米ドル▽香港、125億7,800万米ドル▽中国、86億9,600万米ドル──だった。
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