ニュース 建設 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032746
新光人寿保険が同社敦南ビル(台北市敦化南路)の一部を証券化した不動産信託受益証券(REAT)の売却入札が23日実施され、国泰人寿保険が96億台湾元(約240億円)で同ビルの権益の63%に当たる9,217坪を取得した。1坪当たり価格は131万元。24日付工商時報が伝えた。
国泰人寿は「自社用として活用することを優先し、他のフロアの購入についても新光人寿と交渉する。将来都市再開発を実施し、物件価値を高めたい」と説明した。
同日の入札には5陣営が応札。うち国泰人寿、頂新集団系の頂禾集団、富邦人寿保険が90億元以上を提示した。国泰人寿は今月に入り、敦南ビルを含め、4棟のオフィスビルを買収したことになる。
不動産コンサルティング大手、DTZ(戴徳梁行)は「欧州の財政危機が拡大する中、各社が一斉に応札したのは、遊休資本を値上がりや賃貸収入が見込める物件に投じようとする動きが依然として存在することを示している」と分析した。
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