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ラジエーターの吉茂、デンソーが22%出資で合意


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032751

ラジエーターの吉茂、デンソーが22%出資で合意

 自動車用ラジエーター台湾最大手、吉茂精密(Cryomax Cooling System)は24日、デンソー(本社・愛知県刈谷市、加藤宣明社長)が吉茂精密の約1,100万株を1株26.5台湾元(約67円)で取得することで合意したと発表した。デンソーの出資比率は22%となる。両社は提携を基に製品差別化に注力する方針だ。25日付経済日報が伝えた。

 吉茂精密の製品は、多様性・高品質といった強みを持つとされる。全世界で1,000種類以上の自動車ラジエーターを販売しており、金型開発に投じる費用は毎年、売上高の10%以上を占めている。現在、自動車用冷却装置の分野で展開を拡大しており、生産の外部委託や中国子会社の設立などを通じて完全なサプライチェーンの確立を目指している。

 自動車部品製造で日本3大メーカーの1社、デンソーは現在、イリジウム合金点火プラグなど新製品開発に取り組んでいる。