ニュース 電子 作成日:2011年9月26日_記事番号:T00032754
26日付電子時報によると、タブレット型パソコンやスマートフォンに使われるeMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)メモリー需要が高まる中、サムスン電子はこれまで自社で生産していたコントローラーチップを、智原科技(ファラデー・テクノロジー)に発注したもようだ。業界関係者によると、第1弾は500万~700万個で、聯華電子(UMC)が65ナノメートル製造プロセスで受託生産し、第4四半期に大量出荷が見込まれる。ファラデーは特定顧客についてはコメントできないとしている。
業界関係者によると、ファラデーはサムスンからの受注に向け、1年以上前から数千万台湾元(1元=約2.5円)を投じて研究開発(R&D)を進めてきたという。なおサムスンがNAND型フラッシュメモリー分野で提携している慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)や、出資先の擎泰科技(スカイメディ)を選ばなかったことに市場では「意外」との声が上がっている。
eMMCモジュールはNAND型フラッシュメモリーとコントローラーチップのMCP(マルチチップパッケージ)で、今後スマートフォン用メモリーの主流になると見込まれる。
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