ニュース 社会 作成日:2011年9月27日_記事番号:T00032763
台北圏を中心とした公共交通機関の運賃支払いやコンビニエンスストアなどでの代金支払いに使えるICカード「悠遊カード(イージーカード)」の、金額のチャージに関するプログラムがハッキングされ、不正にチャージされたカードが少なくとも3枚使用されていたことが26日までに分かった。台北市政府警察局は、ハッカーの男1人を容疑者として特定し、調べを進めている。27日付自由時報が伝えた。
容疑者は台北市のハイテク企業に勤務するエンジニアの男で、チャージシステムに不正侵入し、プログラムを書き換え、自前で準備した機器を利用し、悠遊カードに9,999台湾元(約2万5,000円)のチャージを行っていた。さらに、残高がゼロになると再び9,999元がチャージされるように設定していた。
カードを発行する悠遊卡公司は、セキュリティーシステムは万全と説明していたが、あっさりと不正を許した格好で、ショックを隠せずにいる。郝龍斌台北市長は同社に、警察と連携して調査に当たるよう指示した。
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