ニュース 電子 作成日:2011年9月27日_記事番号:T00032777
ネットワーク設備メーカーのA10ネットワークス(本社米カリフォルニア州)はこのほど、台湾にクラウドシステムの研究開発(R&D)拠点設置を決定した。既に1億台湾元(約2億5,000万円)を投資している。同社は来年5月をめどにクラウドコンピューティング用アプリケーションのオープンインターフェースプラットフォームを設ける計画だ。27日付工商時報が伝えた。
同社によると、クラウド開発拠点計画は3段階に分かれる。第1段階でネットワーク設備のシステム統合、第2段階でオープン型のクラウドコンピューティングシステムの開発、第3段階として、オープンインターフェースプラットフォームを設ける。
同社を誘致した経済部の凌家裕投資処長は「台湾メーカーは自前でこうしたシステムを開発できないため、台湾のクラウド産業の不足を補うことになる」と説明した。
同社の創業者で最高経営責任者を務める陳澧氏は台湾人で、台湾のハイテク人材の開発能力を深く理解していることから、台湾に研究開発拠点の設置を決定した。同社の研究開発拠点は世界で4カ所目となる。
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