ニュース 電子 作成日:2011年9月27日_記事番号:T00032783
27日付電子時報がノートパソコン受託業界関係者の話を基に伝えたところ、ノートPC受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)などの重慶生産拠点は労働力不足問題に直面している。今年下半期はPC業界で例年の需要増が見られないものの、重慶では労働力が2割以上不足しているとみられている。
コンパル、ウィストロン、広達電脳(クアンタ・コンピューター)は下半期、重慶拠点の生産能力を増強。クアンタは年内に重慶拠点からの出荷を同社全体の3割まで増やす計画で、大規模な人員募集も行った。重慶市政府も職業学校の学生に重慶での就職を呼び掛けるなど協力しているが、労働力は不足しているという。
その上、重慶では水不足・電力不足の問題もあり、今後、景気が好転して受注が集中すれば、さらに生産に支障を来すと懸念されている。業界関係者によると、重慶市政府は問題改善に努めることを承諾したものの、実際に改善されるまでにはまだ時間がかかりそうだ。
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