ニュース 電子 作成日:2011年9月27日_記事番号:T00032784
今年初めにパソコン用DRAMの自社ブランド市場から撤退し、NAND型フラッシュメモリーに注力する力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)はこのほど、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)傘下の勁永国際(パワー・クオシェント・インターナショナル、PQI)から大口受注を果たしたとの観測が出ている。受注規模は12インチウエハー4,000~5,000枚分に相当するとみられているが、パワーチップは特定の顧客に関する情報については明かせないとしている。27日付電子時報が報じた。
パワーチップは提携していたルネサスエレクトロニクスがNAND型フラッシュメモリー市場から撤退した後、10年初めに合弁の設計会社を引き継ぎ、自社開発、生産を開始した。近く40ナノメートル製造プロセス、容量16ギガバイト(GB)に移行する段階で、既に20ナノプロセスのサムスン電子、東芝、米マイクロン・テクノロジーなど海外大手の後を追っている。
台湾のメモリー産業は以前、DRAMに過度に集中していたが、パワーチップに続き、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)、華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)もNAND型フラッシュメモリーに参入し、サプライチェーンが形成されつつある。
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