ニュース その他分野 作成日:2011年9月28日_記事番号:T00032794
行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した8月の景気総合判断指数は、前月(修正値)から1ポイント下落して22ポイントとなり過去23カ月で最低を記録した。指数の下落は6カ月連続。景気対策信号は「緑(景気安定)」から「景気後退傾向」を示す「黄青」に転じた。「黄青」は2009年10月以来1年10カ月ぶりだ。28日付経済日報などが伝えた。
また景気動向指数のうち、先行指数は前月から0.3%下落し127.4ポイントとなった。先行指数の6カ月移動平均変動率は、前月比0.9ポイント下落し、0.2ポイントとなった。同数値の下落は21カ月連続。経建会では景気後退は少なくとも来年2月までは続くとみている。
林麗貞・経建会景気組長は、先行指数のうち「製造業の在庫量指数」が過去最高の125.8ポイント、「在庫率」(売り上げに占める在庫の割合)が過去2年2カ月で最高の66.8%となったと指摘した。メーカーが積み上がった在庫を調整するため、今後メーカーが減産に踏み切ったり、販売企業が入荷を抑制する可能性を予測している。これにより、工業生産と製造業販売額の景気対策信号も現在の「緑」から「黄青」へと転じる恐れがあるとの見方も示した。
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