ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年9月28日_記事番号:T00032800
中国鋼鉄(CSC)集団傘下で、缶や瓶のふたなどアルミニウム製品などを生産する中国・寧波華揚鋁業(NHAC)は、今年の利益が前年の2.3倍に当たる約7,000万人民元(約8億4,000万円)に達する見込みだ。同社は今後、6億米ドルを投じて新工場を建設する計画もあり、CSCにさらなる恩恵をもたらしそうだ。28日付経済日報が伝えた。
華揚鋁業は2002年に浙江省寧波市奉化市で設立され、資本金4,900万米ドル。中鋼集団の持ち株比率は79.1%で、このうち子会社の中鋼鋁業(CSアルミニウム)が64.59%を出資する。中鋼集団の非鉄金属事業で重要な役割を担っている。
現在、缶・ふた製品の月産量は2,000トンで約5億個を供給。中国でシェア20%を占める。現在年産能力は2万4,000トンだが、来年は3万トンの販売を目標としている。
また、パソコンの筐体(きょうたい)など3C(コンピューター、通信、家電)製品向けにも年間1万8,000トン前後を生産している。
新工場は、業績が安定した後、中鋼鋁業と同時に進める予定で、年産能力は現在の3倍の12万トンを計画している。
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