ニュース 家電 作成日:2011年9月28日_記事番号:T00032801
コンパクトデジタルカメラ受託生産大手、華晶科技(アルテック)は、中国・江蘇省昆山市にプラスチックレンズを主に生産する工場を設置する。投資額は1,500万米ドルで、早ければ来年下半期にも量産を開始する予定。当初は自社製品向けにのみ生産を行うが、将来的には他社向けの受託生産を手がける可能性もあるという。28日付経済日報が伝えた。
アルテックはまた川上のレンズ分野への展開拡大として、光学部品メーカー、今国光学工業(キンコ・オプティカル)との合弁で今華光学を設立したほか、上海のカメラ・光学機器メーカー、鳳凰光学(フェニックス)に出資している。これについてアルテックは、出資先2社はガラスレンズを生産しており、新工場のプラスチックレンズ生産と衝突することはないと強調した。
ここ数年デジカメメーカーは、製品単価の下落と原料価格の上昇で粗利益率が低下の一途をたどっている。アルテックの上半期粗利益率は8.83%と過去数年で最低水準だった。
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