ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年9月28日_記事番号:T00032802
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は27日、10月1日より1,500ccセダン「Vios(ヴィオス)」の販売価格を1万台湾元(約2万5,000円)、約2%引き上げると発表した。値上げ後の販売価格は49万9,000元から。急激な円高による為替差損の重圧に耐え切れなくなった形だ。最大手が値上げに踏み切ったことで、これまで値上げはしないとしてきた、三菱自動車を扱う中華汽車工業、裕隆日産汽車も初めて「追随の可能性を排除しない」との考えを示した。業界関係者は、早ければ10〜11月に2〜5%の値上げが相次ぐとの見方だ。28日付中国時報が報じた。
和泰汽車の謝富来広報担当は、「円高により既に深刻な影響を受けており、トヨタ本社の強い要望もあって値上げせざるを得なくなった」と語った。主力の「アルティス」などその他車種の値上げについては、本社側と協議中で今後発表するとしている。
今年に入り、日本円の対台湾元レートは10%以上上昇している。日本メーカーから技術、資本の提供を受ける大多数の台湾メーカーは、重要部品の供給を日本からの輸入に頼っており、円高の影響を直接受けている。
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