ニュース 運輸 作成日:2011年9月29日_記事番号:T00032824
中華航空(チャイナエアライン)は28日、航空連合(アライアンス)のスカイチームに15社目として加盟した。同連合には大韓航空やKLMオランダ航空、デルタ航空などが加盟しており、中華航空が加わることで就航地は173カ国・地域(29カ国・地域増)、926空港(80空港増)に広がった。29日付経済日報などが報じた。
桃園国際空港の中華航空施設で行われた加盟式典にはスカイチームのレオ・ファン・ヴァイク会長(左)も駆け付けた(中華航空リリースより)
孫洪祥・中華航空総経理は、スカイチーム加盟で旅客の利便性が高まって増収につながり、コストダウンにもなると説明。これまで同連合に加盟した航空会社は、初年度に売上高が1~7%、2年目に平均4%増えているため、中華航空も来年10億~20億台湾元(約25億~50億円)以上の増収、2013年はさらに60億元増を見込めるとした。
中華航空の加盟を記念してスカイチームは、来年6月末までに台湾を出発する世界一周航空券を10~11月に購入した場合、優待価格で提供する。ビジネスクラスで1割引の21万5,990元、エコノミークラスで2割引の9万1,990元だ。中華航空も、世界一周航空券購入者に対する香港往復航空券の進呈や、公式ホームページでのファーストクラス・ビジネスクラス航空券購入者に対する3~12%割引などを実施する。
なお同業の長栄航空(エバー航空)は今年初頭、全日本空輸(ANA)など27社から成るスターアライアンスへの加盟を申請している。
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