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インテル・サムスン主導「第4のOS」、「携帯市場は難しい」=台湾業者


ニュース 電子 作成日:2011年9月29日_記事番号:T00032833

インテル・サムスン主導「第4のOS」、「携帯市場は難しい」=台湾業者

 米国時間28日、インテルとサムスン電子が主体となって開発するスマートフォンやタブレット型パソコン向けの新たなOS(基本ソフト)、「Tizen(ティゼン)」プロジェクトの立ち上げがリナックス・ファウンデーションなどによって発表された。アンドロイド、iOS、ウィンドウズフォンに続く「第4のOS」となるとして注目を集めているが、台湾の携帯電話メーカーは「Tizenは携帯電話市場で成功することは難しい」との見方を示した。29日付電子時報が報じた。

 Tizenはスマートフォン、タブレットPC、インターネットテレビ、低価格ノートPC(ネットブック)、車載システムなどへの搭載を目指している。しかしスマートフォンへの採用について台湾メーカーは、サムスンを含め大多数の携帯電話メーカーはARMアーキテクチャを採用し、インテルの「x86」プロセッサーへの興味を欠いている現状では、TizenがARMアーキテクチャとの統合に成功しない限り、同OSが採用される可能性は低いと
の見方だ。

 その上で、「スマートフォン市場で間もなく世界最大手に立ち、タブレットPCでも2位の地位にあるサムスンがどの程度同OSに力を注ぐかが成功の鍵を握る」と指摘した。