ニュース 電子 作成日:2011年9月29日_記事番号:T00032838
タイの台湾系プリント基板(PCB)メーカー、泰鼎国際(エイペックス・インターナショナル)は28日、10月18日に予定する台湾での店頭公開を前に投資家向け説明会を開き、今後3年間で40億台湾元(約100億円)の設備投資を行い、5年以内に売上高150億元を目指す方針を明らかにした。29日付工商時報などが伝えた。
周瑞祥執行長は「設備投資は全額を新工場の拡張費用に充てる。拡張は2期に分けて行い、1期分は来年第4四半期から生産を開始できる」と説明した。2期目の増産完了時には、新工場の生産能力が月産300万平方フィートに達し、既存工場との合計で500万平方フィートを超える見通しだ。
新工場ではハードディスクドライブ(HDD)用基板の生産に注力する計画で、HDD用基板が売上高に占める比率を現在の5%から1~2年後には20%以上に高める構えだ。同社の参入でHDD用基板市場では、価格競争が激化しそうだ。
設備投資費用40億元のうち、10億元は資本市場から調達、10億元は銀行団からの借り入れ、20億元は自己資金で賄う計画だ。
同社の昨年の売上高は44億1,300万元で、証券業界は今年の売上高を55億元と予測している。
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